晶の日記

見た展覧会や手芸など。時々民藝。

2018-01-01から1年間の記事一覧

【更新】2018年心に残った展覧会

12/9にベスト10を挙げて、展覧会はもう年内はおしまいと思ったのですが。。。 11月にいろいろ思うことありで、その流れから全く興味がなくかったものが見たいものに変化して、しかもそうして見たものがすごく良かった! それなので、改めて選び直しました。 …

「アルフォンス・ミュシャ展」小田急百貨店新宿本店

本年最後の展覧会はミュシャ展。自分でも意外です。 アクセサリーやジュエリーの歴史を知ることで、アールヌーボー期のミュシャの描く女性の装飾品が気になって見に行きました。 去年、スラブ叙事詩が来日しましたがその際は全く興味がなく、見てません。。…

「フェルメール展」上野の森美術館

フェルメール展。私の私的な思い出のために見に行きました。 20代の頃、今から15年近く前に知り合ったお兄さんがフェルメールが大好きでした。彼はアンティークの美しいものを扱う仕事をしていて、ツイードの三つ揃いを着こなし、フェルメールの分厚い本を見…

「カタストロフと美術のちから展」

カタストロフとはフランス語で「大惨事」だそうです。実はそれを知ってから、見たくなりました。それまで人名だと思ってたので…。不謹慎なようですが、今年も平成の間も災害が多かったので、アーティストたちはどう反応したのか気になりました。年内に見てお…

好きなものが変わる時

この1ヶ月くらいの間で、自分が好きなものが全く変化してしまったように感じる。 変化っていうか「思い出した」とか、「本当はそうだった」のかもしれないし、自分への認識が追いついたのかもしれない。 展覧会でいえば、私は20歳くらいの時に倉敷民藝館や…

東急国立博物館・東洋館「常設展」

初めて入った東博の東洋館。 素晴らしく美しいものばかり! アジア、中近東、アフリカなどなど…日本と欧米以外の土地の豊かな文化の良い品々がところ狭しとありました。 朝鮮の高麗青磁。 この形、この色…美しかった。 高麗白磁のコーナーも素敵。 高麗土器…

「ルーベンス展」国立西洋美術館

最近すごく綺麗なものを見たくて、今までなら絶対に選択しないような西洋絵画を見に行きました。 国立西洋美術館「ルーベンス展」 綺麗な絵でした。ルーベンスは芸術家で人文主義者、そして外交官であり、正真正銘のルネサンス人と、冒頭で紹介がありました…

「エキゾチック×モダン アール・デコと異境への眼差し 」東京都庭園美術館

東京都庭園美術館へ久しぶりに行って来ました。先週、伊勢丹のコスチュームジュエリーの世界展にてアクセサリーミュージアムの田中館長のギャラリートークをお聞きして、アールデコに興味が湧いてきたのでとても楽しみに。 クリスマス目前の暖かい雨の日です…

伊勢丹新宿「コスチュームジュエリーの世界」

新宿伊勢丹「コスチュームジュエリーの世界」を見に行きました。 ジュエリーショップが複数出展しお買い物もできますが、会場内に祐天寺のアクセサリーミュージアムから小さなミュージアムがやってきています。 今日は田中館長のギャラリートークを聴きに来…

「フィリップス・コレクション」三菱一号館美術館

2018年見納めたはずでしたが、アフター5女子割に間に合ったので、三菱一号館美術館「フィリップス・コレクション展」へ。 12月中旬、クリスマス間近ということもあり周辺のライトアップが綺麗でした。 こちらのコレクションは、アメリカの裕福な実業家の家庭…

2018年心に残った展覧会

まだ12月9日で振り返るには早いのですが、今年2018年に見た展覧会の私的ベスト10。 昨年の倍くらいの展覧会を見に行きました。今年もあまりメジャーなものは見ていませんが、自分の中では勉強のために見に行ったものも多々あり、いろいろ視野が広がり楽しめ…

「ミリアム・ハスケル~渡辺マリコレクション」アクセサリーミュージアム

こちらのミュージアムを初めて訪問した際、ミリアムハスケルのコスチュームジュエリーを初めて見てその美しさと素晴らしさに衝撃でした。本当に素敵すぎる!ということで、コレクターの渡辺マリ先生のギャラリートークに申し込み、再訪、じっくり見てまいり…

「京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」東京国立博物館

仏像の展覧会へ。評判が高く、快慶とお弟子さん行快、運慶のお弟子さん定慶のほとけさまが京都の千本釈迦堂(大報恩寺)にあり、それらが揃ってやってくる貴重な機会でした。去年の運慶展が良かったので、快慶も見てみたくて。 仏師によってお顔や表情、体つき…

「マルセル・デュシャンと日本美術」東京国立博物館

行くのを迷ったけど、結局東京国立博物館へ。 展覧会を見ることについて、すごく好きなのだけ見たい、知らないものを見たい、有名だから見ておきたい…といういろんな思いで見るのを迷うこと多々あり。 ブログもなんで書いてるのかな?と思うけど、これは私の…

「ムンク展」東京都美術館

ムンクといえば《叫び》の印象が強い。特に行く予定ではありませんでしたが…内覧会の招待券をいただき、行ってきました。でもこれが想像以上にすごく良くて、最後はファンになって帰りました。。。 《叫び》は描かれている人物が叫んでいるのではなくて、幻…

アクセサリーミュージアム@祐天寺

ブルックス・ブラザーズ展でチラシをいただき気になっていたアクセサリーミュージアムへ。祐天寺の住宅街にある落ち着いた佇まいの建物ですが、素敵な世界が広がっていました。 こちらは日本唯一のコスチュームジュエリー専門の美術館とのことで、常設展はア…

「小倉遊亀展」平塚市美術館

先週末は小倉遊亀さんの展覧会を見に平塚へ。 平塚市美術館、初めて伺いました。広々として天井が高く気持ちいい空間でした。 小倉遊亀さんは滋賀県大津市のご出身で、安田靫彦さんに師事し日本画家として歩まれ、たくさんの作品を描き、晩年まで身近な人物…

「京都醍醐寺展」サントリー美術館と「民藝 Another Kind of Art」21_21DESIGN SIGHT

見に行くか迷いながら、結局最終日になり向かった展覧会。サントリー美術館「京都醍醐寺展」へ。 こちらのポスターを見て、この仏さまにお会いしたいと思いました。会場入ってすぐにいらっしゃいましたが、想像していたよりも小さく、そして美しかったです。…

「ブルックス・ブラザーズ展」文化学園服飾博物館

「ブルックス ブラザーズ展」 ―アメリカンスタイルの200年、革新の2世紀― いただいたチラシがかっこよかったので、文化へ見に行ってきました。 入口に金色のひつじがいっぱい! ブルックス ブラザーズは1818年4月7日にお洒落なアメリカ人、ヘンリー・サンズ…

「白磁」日本民藝館

日本民藝館。いつ訪れても素敵。 駒場東大前駅から歩いていく途中にあるお家で、昔はカフェみたいにしてたお宅があって、時々カレーを食べに行ったりしたなぁ、素敵だったなぁと思いながらいつも歩いています。 今日は白磁の展覧会。柳と白磁の出会いは朝鮮…

「いけばな×百段階段2018」ホテル雅叙園東京

お誘いいただいて、行ってみたかった百段階段の展覧会へ。玄関で草月流のお家元のダイナミックな作品にお迎えいただきました。 百段(正式には99段)の階段を上がる途中、右手側に数段おきにお部屋があって、それぞれ趣の異なるお部屋にいけばなの作品が展示さ…

「没後50年藤田嗣治展」東京都美術館とギャルリーためながと

夜の東京都美術館へフジタの展覧会を見に行きました。実はあんまり期待してなくて、海外で評価されてる画家だから見ておこうかな、このポスター素敵だしってくらいで行きました。 見れば見るほど魅了されて。。。最後は切なくなってしまいました。 たくさん…

「幸せを呼ぶ手仕事 ユキ・パリスコレクション展」松屋銀座

京都の哲学の道の近くにある素敵な私設ミュージアム、ユキ・パリスコレクション。京都の昔ながらの建物であるご自宅の一部をモダンに改装し、ヨーロッパの古い刺繍やレース、手仕事の道具などを集めた貴重なコレクションを一般公開、国内外のアンティークを…

菊池寛実記念・智美術館「陶と模様のものがたり 菊池コレクション」

虎ノ門、ホテルオークラの近くにある優雅な美術館。実業家の菊池智さんの現代陶芸のコレクションが展示の中心です。 地下に至る螺旋階段が手摺がガラスでなんともエレガントでいつも感激します。 現代陶芸についてはまだまだ知らないことばかりですが、こち…

「没後50年河井寛次郎展」パナソニック汐留ミュージアム

河井寛次郎の多様な作品が集められた展覧会を見に汐留へ。初めてこちらの美術館を訪れました。 入口に代表作が次々写し出され、全部撮影してしまいました。かっこよくて。 河井寛次郎の展覧会は2年前にも京都で見ていて、民藝館や京都の美術館、京都五条の…

「Pop, Music & Street キース・ヘリングが愛した街 表参道」

表参道ヒルズへ。 キース・ヘリング生誕60年記念 特別展「Pop, Music & Street キース・ヘリングが愛した街 表参道」 キース・へリングが活躍した80年代は、私は小学生とか中学生で、アートには無関心だったけど、キース・へリングは覚えてる。それくらいの…

「感じるパール展」ミキモト本店

普段は足を踏み入れる用事がない、銀座のミキモト本店へ。「感じるパール展」という展覧会を見に行きました。 とにかく美しい。本物は本当に輝きが違う! 鏡張りの暗い部屋で一層輝きが増してました。でもこの鏡、当たり前ですが自分も写るので、キラキラと…

角野栄子さんのオシャレが好き

以前よりオシャレだなと憧れていた、自動文学作家の角野栄子さん。魔女の宅急便で有名な方ですが、子どもの頃に親しんだ、おばけのアッチやカレーライスはこわいぞも角野さんと知った時にはとても嬉しかったです。 角野さんのライフスタイル本が出ていたので…

目黒区美術館「フィンランドの陶芸 芸術家たちのユートピア」

目黒区美術館へフィンランドの陶芸を見に行って来ました。 絶対に素敵だろうと思って行ってみたら、期待以上。見るものいろいろ欲しくなってしまいました。 日本とフィンランドの外交関係樹立100周年記念の展覧会。マリメッコやムーミンなど親しみのあるフィ…

「真夏の夜の夢」富田菜摘さんの可愛い動物たち

Twitterなどで作品をお見かけしてから、ずーっと見てみたかった、富田菜摘さんの生き物たち。念願叶って新宿高島屋の美術画廊にてご対面できました。 可愛い! 可愛いすぎる!! 表情がとっても愛らしくて、生きてるみたい。 本物見られて感激でした。 様々…