12/9にベスト10を挙げて、展覧会はもう年内はおしまいと思ったのですが。。。
11月にいろいろ思うことありで、その流れから全く興味がなくかったものが見たいものに変化して、しかもそうして見たものがすごく良かった!
それなので、改めて選び直しました。
①「ミリアム・ハスケル~渡辺マリコレクション~」アクセサリーミュージアム
今年はこの展覧会が本当にすごく良かったです。ミリアムハスケルのコスチュームジュエリーの素晴らしさ、ミュージアムの館長はじめスタッフの皆さまと渡辺マリ先生の素敵さも憧れの女性としてインプットしました。自分の好きなことがはっきりしたという意味でも印象的。年明けから始まる後期が待ち遠しいです。
②「エキゾチック×モダン アール・デコと異境への眼差し」東京都庭園美術館
アールデコの美しい作品だけでなく社会背景も勉強になり、展覧会の企画自体がいいなと思いました。美術館自体の建物と装飾、お庭の美しさ、ミュージアムショップの楽しさ、カフェの居心地の良さ、全部良かったです。
③「カタストロフと美術のちから展」森美術館
現代アートには苦手意識があったけど、大惨事という極限からか共感できることや自分を省みることがありました。後半の前向きさにエネルギーをいただき、すごく良かったです。
④「国立トレチャコフ美術館所属 ロマンチックロシア」Bunkamuraザ・ミュージアム
とにかく美しく綺麗だった。。。
⑤「全員巨匠!フィリップス・コレクション展」三菱一号館美術館
西洋絵画のコレクション展はあまり見たことがなかったけど、様々な作家の作品が統一感をもって展示されていてコレクターの力量を感じました。
家族の死や自分の内面の不安や恐怖を描き続けていくのがすごく刺さったのと、後期の鮮やかな色彩に魅了されました。
⑦「幸せをよぶ手仕事 ユキ・パリスコレクション展」松屋銀座
京都のミュージアムで何度も見てるのに、見る度に感動できる繊細な手仕事。職業ではなくて家族のためにこんなに美しい刺繍やレースを作れるなんて尊敬しかないです。
生き様を知るほどに美しさが際立って見えました。
描かれている賑わいや生き生きした感じが好きです。幸福感があるのにすごく客観的な目線を感じました。生き方も気になる人。
小倉遊亀さん大好きです。自立し、自分を律して生きられた清潔で凛とした空気感が絵から感じられて、生きる姿勢も尊敬します。
10に絞るのが難しく。。。
「ブルックスブラザーズ展」文化学園服飾博物館と「キース・へリング POP.MUSIC&STREET」も入れたいです。
今年は昨年までと異なる自分の価値観が生まれてきました。今まで民藝や焼き物をはじめ好きと思っていたものがあったけど、今年になって公私共に我慢や無理をやめて好きなものだけに目を向けて過ごすようにしていたら、もっと好きなものが現れた感じです。そこに本を読んだり知識を補ったりしたら、ますます楽しくなりました。来年はもっと心のままに見ていきたいです。
今年もTwitterの皆さんからの情報や感想を拝見し、また、今年はInstagramを始めたのでそちらにも展覧会の感想を載せ、他の方々の投稿を拝見することにより楽しく鑑賞できました。とっても感謝しています。
2019年もよろしくお願いいたします。
皆さまに良い1年となりますように。