晶の日記

見た展覧会や手芸など。時々民藝。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

世田谷美術館「濱田庄司展」

世田谷美術館の濱田庄司展へ。 こちらの美術館の最初の展示室の窓が見えるのは、私が訪問した中では初めて。 夏の鮮やかな緑を背景に、大きい作品が3点。贅沢です。このおおらかな感じが濱田庄司っぽく感じました。 濱田庄司は益子に拠点を置いた陶芸家で、…

うるしの展覧会2つー根津美術館「はじめての古美術観賞」、泉屋博古館分館「うるしの彩り」

漆がテーマの2つの展覧会へ。 漆は茶道具などの工芸や日本美術の展示で見かけることが多いですが、漆だけを見ることはあまりなく、過去に岩手の浄法寺塗りの工房を見学させていただいたり、旅行先の新潟・村上で堆朱を見たり、また、正倉院展で螺鈿の宝物を…

大山崎山荘美術館 「ウィリアム・モリス展」

6月の晴れた日、京都にいたので大山崎山荘美術館へ。 大山崎山荘は実業家・加賀正太郎が自ら設計、デザインして建てた英国風の山荘で、1996年に美術館となり、アサヒビール創業者の山本爲三郎の収集したコレクションが中心です。山本氏が応援していた民藝の…

「長谷川利行展 七色の東京」府中市美術館

普段Twitterで展覧会の情報とか感想とかを見ています。府中市美術館の「長谷川利行」展はとても好評でしたが、画家のこと知らないし府中遠いし…と完全スルーしてました。 でも、先日京都行った際、若い時から良くしていただいている喫茶店でマスターご夫婦に…

「琳派ー俵屋宗達から田中一光へー」山種美術館

山種美術館「琳派―俵屋宗達から田中一光へ」を見てきました。 琳派って京都から発生した綺麗な絵で、宗達、光琳、抱一とか…としか認識がなく、こんなに多くの人の心をつかんでいるのはなぜ?という疑問に答えてくれた展覧会でした。 宗達→光琳→抱一は、世代…