ここ1年ほどの手芸に関する見たもの、挑戦したもののまとめの続きです。
先に書いた記事はこちら。
手工芸の展示を鑑賞目的で見られる機会はそんなに多くはなくて、特に美術館や常設展示で見られることは少ないと思っています。
2023年3月に京都国立近代美術館での「リュイユ展」フィンランドの手仕事です。
この織りものの質感、色合い、とても素晴らしかったです。
京都へ行ったら伺いたい「ユキパリスコレクション」
2023年の3月と今年になってからも1月に訪問しました。
ギャラリーに展示されているヨーロッパの刺繍やビーズの手仕事も素晴らしくいつも長時間滞在してしまいます。1階のアンティークのコレクションも洋の東西を問わず、美しいものばかり。建物やお庭、植栽などあらゆる方面から豊かな感性と美が感じられる場所です。
京都では憧れの日本刺繍を、中村刺繍さんで体験させていただきました。
桜のお花を2つ、花びら合計10枚を刺すのですが、始める前には少なすぎない?もっとやりたいと思ってましたが、2時間で終わりませんでした!
2枚だけ綺麗にできている花びらは先生のお手本と終わらなかったので手伝ってくださった分です。生地の地の目に沿って刺していくのですが、肝心な地の目が時々しか見えなくて苦戦しました。でも、畳のお部屋に正座してお稽古するのも楽しくて良い経験になりました。
今現在挑戦中なのは、南部菱刺し。まだまだ基本を練習中です。今回菱刺しはお教室で基本を学びました。南部菱刺しは20代前半(もう何歳だったか忘れました)に青森の友達を訪ねた際に前垂れというエプロンみたいなものを稽古館という博物館みたいな施設で見て、かわいいと思ってずっと覚えていました。ご縁があって、20年以上経った今、奥深さに触れた気がします。
今年も出会いや経験を楽しみつつ、いくつかのものについては作ることを深めていきたいと思います。