晶の日記

見た展覧会や手芸など。時々民藝。

2回目。岩立フォークテキスタイルミュージアム「グジャラート州大地の針仕事・前期」へ

岩立フォークテキスタイルミュージアムグジャラート州大地の針仕事・前期」へ。前回とても感動したので再訪。2回目です。
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展示替えで新しいものもありましたが、全てが初見のような新鮮さを感じながらまた楽しく拝見しました。
今回は館長がちょうどお見えになられて、いろいろとお話を伺え、とても嬉しかったです。現地の方々の暮らしや風習そして蒐集時のご心境など、少しですがお聞かせいただけたことで、保存状態も含めた展示品そのものと今ここで見ることが出来る機会の貴重さに改めて感謝の気持ちになりました。
手作りする必要性、幼少時から手仕事や技術に触れ学べる環境、暮らしのある程度の豊かさ、製作に費やせる時間的余裕があるから作られた品々。今や未来は現地の方々のご状況や考え方も変化していく部分もあって全く同じものができないことは想像できます。自分も便利さや自由を享受していながら、失われゆく手仕事を惜しむのは矛盾してるので、複雑な気持ちになります。
とはいえ、素晴らしい手仕事を見られて本当に良かったです。後期の更紗も楽しみ。

前期は本日まで。事前予約制です
後期は11月26日~2021年3月13日まで
ラジャスターン州 伝統の木版更紗と絞り

※事前予約制です。

美術館を出て、路面店をいろいろと見たりお買い物をしながら、九品仏・浄真寺へ。広々とした境内はイチョウの紅葉が少しずつ始まっていました。
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