晶の日記

見た展覧会や手芸など。時々民藝。

松濤美術館「真珠展」へ

松濤美術館「真珠展」へ。

久しぶりに綺麗なジュエリーを見に行きました。コロナ対策で最近全然アクセサリーもつけてなかったけど、真珠割(人造物もOK)で割引になるのでいろいろ身につけて。やっぱり装身具はテンションが上がります。
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展示は西洋の華やかなのも、ミキモトの上品さも素敵だった。そして、御木本幸吉さんの真珠への熱い情熱にも触れられました。本当に美しく洗練されていて、技術力の高いものは素人でも分かる迫力があって、そしてこれらを身につける人も負けない存在感があったことと思う。
穐葉アンティークジュウリ-のコレクションは去年笠間でのヴィクトリアンジュエリー展で、ミキモトのコレクションも2年前に本店の感じるパール展で見たので、見ないでいいかなと思ったり、でも、だからこそ見た方がいいかもと先伸ばしにしてたけど…やっぱり凄かった。共にコレクションの量と質が豊かなことを改めて感じた展覧会。

 松濤美術館は建物が美しい。ずいぶん前だけど、3階の展示室内で喫茶のコーヒーを飲んだりもできた時期もあった記憶がある。なんて贅沢だったんだろうな。
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このブローチとイヤリングが欲しいです。
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説明のパネルや映像の前で人が滞留するのを見ていて、withコロナで展覧会の形式も変わっていくんだろうなと思った。Webやスマホを用いたり、予約制ももっと一般的になるだろうし、料金を上げる施設も出てくると思う。見せ方も多様化するし、鑑賞する側も意識や行動が変わるだろうなと感じます。気軽に見られないことも増えると思うけど、楽しみも増えると思う。収支や人員、設備の問題などもあることと思うので、美術館はとても大変だと思うけれど、こうして営業してくださっていることにはどの施設にも感謝しかないです。