11月に仕事で必要な資格試験や、個人的な節目になることがあったので、落ち着いたタイミングで京都へ行って来ました。
8月に行った時は暑すぎて何もできず。。。今回は美しい紅葉を求めていろいろ見て回りました。見頃を確認しつつ、観光シーズンで混雑に巻き込まれないように、その上で、自分が惹かれる場所を上手く回れたと思います。今回、見頃かつ人気の東山方面はパスしたので、ゆったりできました。
初日はあたたかい晴れの日。西へ向かいました。
妙心寺・退蔵院
水琴窟。初めて音色を聞きました。
妙心寺・大法院
特別拝観中で、お庭を眺めながら、お抹茶とお菓子をいただきました。紅葉もいい感じに見頃でした。
広い敷地内にたくさんの紅葉がありました。御室桜の時期にしか来たことがなかったので、全く違う景色にびっくり。たくさんの方々が紅葉の木々と記念撮影をしたり、とてもなごやか。
来年、東京国立博物館で「仁和寺と御室派のみほとけ」展があるのも楽しみになりました。
人気の石庭も紅葉した葉がまた違う景色。
池の周りの彩り豊かな紅葉の木々が、池に映りこんで。。。それはとっても綺麗でした。
2日目は雨。
北山の古田織部美術館にて、「光悦と織部Ⅱ」を見ました。新発見で初公開の本阿弥光悦作 赤筒茶碗 銘《有明》を鑑賞。春に見た楽家16代と光悦さんの作品が勢揃いした展覧会が思い起こされました。
光悦寺
その後、鷹峯の光悦寺を訪ねました。
紅葉は終わりかけでしたが、散った紅葉が雨に濡れて、それもとっても美しく。
見事な光悦垣や向こうに見える鷹峯の山の色づきも楽しく拝見しました。
3日目は曇り。
朝から御所をお散歩。広大な敷地内に大きい木がたくさんあり、それぞれ見事に色づいていて、3日間の滞在で見た中で一番素晴らしかったです。鳥の鳴き声と、自分が歩く砂利の音だけの静かな空気。至福でした。
重森さんが吉田神社の社家を譲り受け、お庭を作ったそうです。石を立てて大変ダイナミック!襖や照明も含めて、とても格好良かったです。
前日、見頃だと教えてもらったので、重森三玲庭園美術館から歩いて山を越えて、宗忠神社の中を通らせてもらって、到着。
黒谷さん
結局御所から平安神宮まで歩いてしまいました。
たくさんの美しい紅葉や景色を見て、リフレッシュし、満たされました。昔住んでたので会いたい人たちにもたくさん会えて、食事したり飲みながらたくさんの話をしたことも、本当に有り難く、自分の軸を思い出した感じです。この頃流れが変わっているので、これからが楽しみになりました。
京都は綺麗なものばかり。
また住みたいな。