晶の東京日記

本とかアートのこと。東京にいる間は東京を楽しみたい。

横須賀へ。ベンガルさんの美味しいカレー

仕事で訪れた横須賀で、美味しいカレーを食べました。横須賀といえば「海軍カレー」が有名ですが、こちらは40年以上続く手作りの味とのこと。外観から既に期待できます。

ベンガルさん
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店内はカーブを描いたカウンター席のみで、レトロな純喫茶風の雰囲気でした。清潔感があって、カレーのいい匂い。感じのいいお姉さんと優しいママさんたちが迎えて下さいます。
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左上のジャーマンソーセージと目玉焼きをトッピングしたカレーが人気の様子。

トマトチキンもおいしそう、ナスもおいしそう、シーフードにも惹かれちゃう。。。と決まらずに悩みました。

チキン、ポーク、ビーフなどの基本の具材や野菜も煮込んだベースのカレーを選んで、さらに好きなものをトッピングできるスタイルです。

私が決めたのは。。。

チキンカレーのナス入り+目玉焼きカレー
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添えられてるパセリも絶妙!


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優しい味で、すごく美味しいし、他のも食べたい。また行かなくちゃ。

ホームページに「家庭的な味でありながら、家庭では出せない味」とありますが、本当にそんな安心できる美味しさでした。

ランチ~夜まで通しでやっているそうです。
オススメです。


カリーすなっくベンガル ~横須賀のカレー専門店へようこそ!

サントリー美術館「狩野元信」展を見て。

2017年の展覧会で絶対見たかった「狩野元信」展。
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とはいえ「元信のここが好き」とか語れるようなファンではなくて、狩野派の描いたとされる屏風や障壁画やそれらが収められている寺院や城郭の雰囲気とか、そのくらいの時代の(安土桃山時代の)芸術文化がなんかいいなぁと思う。というくらいの薄いファンです。

なので「じゃあ元信ってどんな人?」と思って見に行きました。

元信は狩野派の二代目にして、狩野派の繁栄の土台を築いた人でした。絵もとても上手なだけじゃなくて、当時流行ってた中国の画風を3パターンの「画体」に分けて(馬遠や夏珪みたいな精密なのは真体ね、玉潤みたいな崩した描写は草体ね、牧谿くらいなら行体。みたいな。)、狩野派の絵師たちがそれを学んで元信のスタイルで描けるようにマニュアルを作って、それを専門絵師集団にして、大きい仕事をどんどん取りにいって業務拡大した人でした。

父の代までは漢画(中国の絵)を描いていたそうですが、元信は和風のやまと絵方面にもレパートリーを広げて扇絵や絵巻物にも進出し、特に扇は室町時代に人気の贈答品で需要が大きかったので、幕府に他の人たちが介入してこないようにお願いして独占してみたり、絵仏師が専門で描いてた仏画の世界にも進出していき、どんどんパトロンも増やして行ったそうです。

すごいですね。やり手ですね。

元信を見たら、次は永徳が気になりました。何かを知ると、次々関心事が派生して興味がつきません。私は絵自体を美的に味わうよりも、なんでこういう表現をしようとしたのか?どんなことを考えてたのか?など、その人自身に興味があるので、元信の、とにかく才能を発揮して大きく活躍していきたいっていう想いを感じて元信が好きになりました。おもしろかったです。

 

映画「関ヶ原」を見て。

先日、映画「関ヶ原」を見てきました。

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秀吉亡き後の豊臣家を守ろうとする石田三成たちと、天下を取りたい徳川家康の戦いのお話です。三成はV6の岡田くん、家康は役所広司さん、他豪華キャスト揃い。島左近役の平さんが格好良かったです。役もですし、特殊メイクとってもすごく格好良いんですね。小早川秀秋が東出くんというのが個人的にツボでした。

映画の内容は、正直なところ史実をあまりよく知らなかったので、ところどころ意味がわかりませんでしたが、家康側になびいていくところ、家康の人を動かしていくところが印象的でした。その後、司馬遼太郎さんの原作を必死に読んでるところなので、私としては「関ヶ原の戦い」に興味を持ったきっかけな映画になりましたが。

戦いのシーンが長くて、客観的に見てたら、へんな兜被ってたりする自分の力を誇示したいファッションとか、この機に乗じて見知らぬ人と殺し合いができちゃうなんて、戦争の異常さとエゴばかり見えてました。結局三成も家康も戦いでは殺されない(三成は後に処刑される)ので、大将は守られていて民間人が犠牲になってましたが、社会の空気が変わるとそういうことは当たり前になっちゃうのかもしれません。

1600年から400年以上経ってるけど、人間って変わってないし、これが人類の課題なのかと思います。まだまだ政治や外交もエゴのぶつかり合いで、人心をとらえた方が勝つのかと思うと、単なる昔話とは思えない怖さを感じます。

京都・東山八百伊さんのお漬け物

池田学さんの展覧会見に日本橋高島屋へ行ったら、京都展に遭遇!
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私は家庭画報のWebで京都情報を収集してます。


婦人画報の京都 観光ガイド「きょうとあす」

そこで見つけて、ぜひ行きたかったお漬け物やさんが出展されてました。うれしくて看板商品お買い上げ。
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「懐石たくあん」税込486円

細かく刻んだたくあんと青じそ、しょうが、ごまが入っていて、とてもさっぱり。想像以上に美味しくて、こちらも京都土産の定番にしたいと思います。オススメです。

 
京のお漬物 東山八百伊 東山 八百伊 千枚漬 懐石たくあん

すっかり魅了された「池田学展」

私は展覧会情報を主にTwitterで収集していますが、「この方はとってもセンスが良くて素敵」と、勝手に密かにお慕いしている方がおり、その方が行かれた展覧会は必ずチェックしています。もちろん行けないこともありますが。

池田学さんの展覧会は、佐賀、金沢で大好評とはお聞きしていましたが、細いペンで細かくびっしり描かれている作風なので、私好みじゃないと勝手に思い込んでおり…

私は「小さいものいろいろ」より、「大きいもの1つ」みたいなわかりやすいものが好きです。食べ物でも前菜とかデザート盛り合わせより単品1つだけがいいし、ファッションもいろんなアイテムや小物をコーディネートするよりワンピースにアクセサリー1つで十分だしって感覚です(ちょっと違いますが)。

それなので、池田学展は迷ってましたが、前述の素敵な方がツイートされていたので、「もしかしたらいいのかな?」と心が動き、検索したら、池田さんの写真が出てきて、元々雪山を登ってスノーボードをしていた私にはとっても親しみのあるファッションと雰囲気だったので、「なんか好きな感じ!」と思ってやっと行ってみました。

それほど、迷いました…。
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そんな迷いの時間がもったいないくらいの素晴らしい作品しかない展覧会でした。

作業はとっても細かいですが、構成がダイナミックで、こもってる想いも大きくて、本当にすごい世界で脱帽。国内外や人生で見てきたもの、考えたこと、想像したこと、経験したこと、いろんなものが詰まってる日記みたいなというか、生き様みたいなものに感じました。
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絵や作品を見て心が揺さぶられる時って、作家の生き方や考えてることが垣間見えてる時だと思います。そして、もっと自分を生きようって刺激をうけた時なのかなと。

感動して、図録も本も買いました。
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毎日眺めてますが、どういう気持ちの時にどこを描いてたのかとかわかるとうれしいし、いろんなこと考えてるんだなと思うと同世代なだけに自分の視野の狭さに気づいたりもして、結局自分そのものが表現されるし、それは絵でも違う仕事でもきっとそうだよね…って思って、ハッとしました。自分の中身を育てたいし、大事にしたいなと思い至って。

 

日本橋高島屋8階ギャラリーで9日まで。

今年の私的感動した展覧会ベストスリー入り確実 です。

「運慶展」を見てきました。

東京国立博物館で9/26~始まった「運慶展」を見に行ってきました。
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特別展「運慶」公式サイト

 

運慶といえば、私の中では夏目漱石の『夢十夜』の第六夜。運慶が「木の中から仁王を取り出しているから、間違うはずがない」というところ。それくらい、生き生きとして力強かったです。血管が浮いてたり、肉付きも生きてる人間のような。強い目力や厳しい表情もあれば、優しく慈悲深いまなざしもあり、目が合うと見つめ返してしまいます。衣服の襞も風に揺れているような自然さで、綺麗な色や模様の細かさが微かに残っているところなど、当時の素晴らしい技の数々を見ることができて感激でした。 

でもやっぱりお寺を訪ねていって対面し、自分の心で対話したいな。というのが感想で、近々仁王像のいる東大寺南大門など、奈良へ旅したいという思いの掻き立てられる展覧会でした。

こういう大展覧会はTwitterで混雑状況を確認してから見に行ってます。朝はご高齢の方が並ばれていることが多く混み気味、日曜美術館での放映後や会期終了前は大混雑が予測されるので、始まったばかりのお昼過ぎでちょうど閉館までに見終わるくらいに行くのが一番快適なのではと思います。

来年年明け早々に、金沢文庫でも運慶展があるので、引き続きこちらを読んで勉強しておきます。

 

芸術新潮 2017年 10 月号

芸術新潮 2017年 10 月号

 

 

方向転換の時

私事ですが、なんか今が転換期だなぁと思うので書いておきます。ちょうど占星術的にも9月下旬~10月上旬に天体の動きがあるようで、本音のことしかできなくなってくるそうです。

実は私は今まで高い学費を払ってキャリアカウンセリングの勉強をしていて、試験受けて合格しなきゃと嫌々やっていましたが、嫌なので本当に諦めることにしました。今までの転職歴を生かさねばと思っていたのでやらねばと思い、「~ねば」にとらわれており…よく考えたら、お金も経験もなんでも元を取らねばってセコい考えですし。

いろんな経緯や出会いがあって目指してましたが、日に日に「人の悩み聞くの、ムリ!」ってなってきてしまったので、自分の本音に正直に辞めることにしたら、見事にスッキリして未来が明るくなりました。

目指す動機の部分に他者からの期待、応援などもあって決断できなかったけど、ずっとしんどいの嫌だし、あきれられてもいいやって思ってます。

ただ、カラーセラピーはおもしろいので引き続き色の世界を勉強したり、ハーブやアロマで身体やメンタルのケアをする方法を学んだりは続けたいです。

方向転換で私の今後の計画も見直さなきゃですが、幸いなことに会社員なので、今は目の前のことを充実させていくまでです。

書いてみたらしょぼいですが、諦めるって自分に力が戻ってきた感じでいいです。新しい未来に期待できる心の余裕が戻ってきました。


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