晶の東京日記

本とかアートのこと。東京にいる間は東京を楽しみたい。

「Pop, Music & Street キース・ヘリングが愛した街 表参道」

表参道ヒルズへ。

キース・ヘリング生誕60年記念 特別展「Pop, Music & Street キース・ヘリングが愛した街 表参道」


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キース・へリングが活躍した80年代は、私は小学生とか中学生で、アートには無関心だったけど、キース・へリングは覚えてる。それくらいの人気だった。だから懐かしいんだけど、切ない感じもしてしまう。
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今改めて見るとすごく格好いいし、AIDSやLGBTがテーマだったりして時代がやっと追いついてきた感じがする。自分の才能を惜しむことなくアートの世界で発揮して、早く逝ってしまった天才。生きてたら60歳?
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会場内にはショップがあって、みんな楽しそうに買い物していた。表参道という場所でストリートアートの展覧会。オシャレな人がたくさんいた。
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私も20代の頃東京でスノーボードの仕事をし、スノーボードをやっていて、年代は違えど、このストリートな感じがものすごく懐かしくて嬉しかった。

 

私も記念にお買い物。

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山梨県の美術館にもぜひ行きたい。

「感じるパール展」ミキモト本店

普段は足を踏み入れる用事がない、銀座のミキモト本店へ。「感じるパール展」という展覧会を見に行きました。

とにかく美しい。本物は本当に輝きが違う!

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鏡張りの暗い部屋で一層輝きが増してました。
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でもこの鏡、当たり前ですが自分も写るので、キラキラと美しい宝石と自分にギャップをすごく感じてショックが大きい!やっぱり綺麗なものを実際に見るとテンション上がるってこういうこと…女磨きサボってて反省。綺麗なものを見るのはとっても大事だなぁと改めて。
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パールやジュエリーが美しかったというよりも、私が自分自身に無頓着すぎるショックが大きい展覧会でした。純粋に美を味わえるような美意識の高い生活を目指します。 

角野栄子さんのオシャレが好き

以前よりオシャレだなと憧れていた、自動文学作家の角野栄子さん。魔女の宅急便で有名な方ですが、子どもの頃に親しんだ、おばけのアッチやカレーライスはこわいぞも角野さんと知った時にはとても嬉しかったです。

角野さんのライフスタイル本が出ていたので探して買ってきました。やっぱり衣食住ともオシャレ!特にファッションが素敵で、色鮮やかで個性的なワンピース+アクセサリー+メガネのコーディネートが素敵。

私もほぼ毎日柄物ワンピースで色もの大好き、アクセサリーもっとカラフルで大きのにしようかな。ワンピースの柄やシルエットなどは年代、体型、相性などの違いでそのまま真似するのは難しいですが、すごく参考になる!

ちょっとだけこちらに写真を載せておきます。
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前から持ってた本「おしゃれと人生。」より
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自分が素敵と感じるライフスタイルはどんどん参考にさせていただいて、より「私好み」を充実させたいです。

 

おしゃれと人生。 (単行本)

おしゃれと人生。 (単行本)

 

 

目黒区美術館「フィンランドの陶芸 芸術家たちのユートピア」

目黒区美術館フィンランドの陶芸を見に行って来ました。

絶対に素敵だろうと思って行ってみたら、期待以上。見るものいろいろ欲しくなってしまいました。

日本とフィンランドの外交関係樹立100周年記念の展覧会。マリメッコムーミンなど親しみのあるフィンランドデザインですが、陶芸は国を挙げて芸術、文化の振興に取り組んだ結果、20世紀中期には世界的な潮流を生み出すまでに成長したとのこと。

恥ずかしながら、フィンランドがロシアから独立したことを知らなかったので、そういった背景があったこと、そこから発展していった様子を作品を追って知ることができました。
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作品はいろいろと素晴らしかったです。

ここでは私の好みで記録しておきます。

 

トイニ・ムナオのフォルムと色彩が素敵。
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キュッリッキ・サルハンメーラの質感や形状にも魅了されました。バーナード・リーチらのスタジオ・ポタリーが理想だったとか。
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ホルツァー=シャルバリの美しい発色の器。中国宋代の陶磁器を研究していたそうです。
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作家の目指した美しいもの原点や理想など、背景を知るのも興味深いです。

 

ミハエル・シルキンのかわいらしい生き物たち。ちょっとリサ・ラーソンを思い出します。
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私は何よりもビルゲル・カイピアイネンのビーズまで埋め込まれてる、コテコテに装飾されてるこのあたりの作品が今回一番好きでした!
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↓これ欲しい。
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鳥までもビーズ。可愛い。
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充実の図録はこれからゆっくり読む予定。

上記の写真は図録からです。
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成長の発端にアーツ・アンド・クラフツ運動から影響を受けてるようなので、先日ウィリアムモリス展見た時に買ったきりになってる資料も読まなきゃな。濱田庄司展でもアーツ・アンド・クラフツ運動について触れられていたので、気になっているキーワード。

この頃いろいろ見ているので、つながりが発生してきておもしろいです。

目黒川沿いに暑さに負けず百日紅の大きい木が綺麗に花を咲かせてました。本当に暑かった。

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「真夏の夜の夢」富田菜摘さんの可愛い動物たち

Twitterなどで作品をお見かけしてから、ずーっと見てみたかった、富田菜摘さんの生き物たち。念願叶って新宿高島屋の美術画廊にてご対面できました。

 

可愛い!

可愛いすぎる!!

表情がとっても愛らしくて、生きてるみたい。

本物見られて感激でした。

 

様々な廃材…よく見るとキッチン用品や食材や飲料の空き缶、自転車のパーツなど、見覚えのあるものでできているのも、みていてとても楽しいです。

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ちょうど会場に富田さんご本人がいらっしゃって、他のお客さんもいない時間で、いろいろお話できてさらに感激。。。独り占めしちゃいました。

作品の印象と同じくチャーミングな方で、作品を撫でながら、製作のエピソードや廃材をどうやって手に入れてるのか、作り始めたきっかけなど聞かせていただいて、ますます生き物たちが愛しくなってしまいました。高島屋のお姉さんもとても良くしてくださって、楽しい時間でした。

 

素敵なパンフレットもいただき、帰ってきてからも眺めてました。可愛い!
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新宿高島屋10階 美術画廊にて、8/13(月)までです。


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8月26日(日)までは山形県・まなびあテラスにて個展「ものもの いきもの」を開催中、その後、石川県・学びの杜ののいち カレードへ循環するそうです。

こちらで展示中のこの電車に乗ってる人の作品も見たいんですよね。金沢行っちゃおうかな~。
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世田谷美術館「濱田庄司展」

世田谷美術館濱田庄司展へ。
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こちらの美術館の最初の展示室の窓が見えるのは、私が訪問した中では初めて。
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夏の鮮やかな緑を背景に、大きい作品が3点。贅沢です。このおおらかな感じが濱田庄司っぽく感じました。
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濱田庄司は益子に拠点を置いた陶芸家で、柳宗悦河井寛次郎らと民藝運動を行い、日本民藝館2代目館長であり、益子に参考館を作り、人間国宝に認定され、文化勲章も受章されるなど、生涯とっても精力的に生きられた方。今回の展覧会は大阪の東洋陶磁美術館所蔵の濱田庄司と親交のあった堀尾幹雄さんが実際に使っていたというコレクションと、益子参考館の作品が展示されています。

 

濱田庄司は学校で板谷波山に窯業を学び、京都の市磁器試験場へ河井寛次郎を訪ね、その後自身もそこで働いた後、26歳でバーナード・リーチとイギリスに渡り、セント・アイヴスに窯を築きます。その当時、ディッチリングへ染織家エセル・メーレ夫人や彫刻家エリック・ギルを訪ね、その暮らしぶりに感動して、帰国後、益子を拠点に選ぶきっかけとなりました。

 

「彼らの落ち着きが、正しい暮らしなしでは得られないことに気付かされました」とキャプションにありましたが、この気付きからの濱田の生き方が、濱田の作品から感じる健やかで健全で、日常でしっかり働く器という印象を作ってるんだなと思いました。民藝は無名の工人が繰り返し作る過程に美が宿るみたいな解釈があり、作家がいるのはおかしいみたいな話を聞いたこともありますが、この濱田のライフスタイルが民藝なんだろうなと、私は思います。

20代で柳宗悦や富本憲吉らと出会い、京都や沖縄、イギリスで作陶し、どんどん濱田庄司の世界が出来上がり…

「私の陶器の仕事は、京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」という言葉を残していらっしゃいます。

ポスターの写真は作業衣を来て古民家みたいな住まいにいらっしゃいますが、お家にはイギリスの家具やイームズの椅子など西洋のものも多く、食べ物も国内外のいろいろなお料理を召し上がっていたそうです。いつもお客様があり、家族も職人さんも多くいて、いつも賑やかだったとのこと。お仕事も作業が早く、ささっと仕上げていたそうですが、「15秒プラス60年」とおっしゃられていたように、長年の研究や経験が築いた技術とフットワークの軽さ、お人柄、いろんな意味でパワフルな方だったんだろうなと感じます。

 

いい展覧会でした。

 

うるしの展覧会2つ

漆がテーマの2つの展覧会へ。

漆は茶道具などの工芸や日本美術の展示で見かけることが多いですが、漆だけを見ることはあまりなく、過去に岩手の浄法寺塗りの工房を見学させていただいたり、旅行先の新潟・村上で堆朱を見たり、また、正倉院展螺鈿の宝物を見たりというくらいでした。そのため、今回は貴重な機会。技法の違いなどの説明が多いこともあって勉強になりました。

 

根津美術館「はじめての古美術観賞―漆の装飾と技法ー」

こちらの美術館の「はじめての~」シリーズはキャプションが丁寧で、初心者でも作品を見ながら楽しく観賞できるので、何度か拝見しています。今回ももちろん充実でした。
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泉屋博古館 分館「うるしの彩り」

住友家に伝わるお宝のすごさ!琉球の漆や明治時代に万博など海外から評価が高かった是真の作品なども見られました。
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先日、松平不眛公の展覧会で見た、酒井抱一の下絵×原羊遊斎の漆のコラボ作品もあり、やはり素敵な組み合わせですね。

今回2つの展覧会を見て、技法の違いが分かったり、とっても美しいものをいっぱい見られて眼福でした。湿気で乾燥させるとか触るとかぶれてしまうとか、そんなややこしい素材を使ってあんなに美しいものを作り出せる知恵と技術の素晴らしさに本当、感激。漆の艶やかな光沢はとても品が良い美しさがありました。

私が好きなのは堆彫。漆を厚く塗り重ねて、それを彫るのが堆彫(色により堆朱、堆黒など)で、単色ではなく複数色を重ねて彫って下の色を出すとか、そもそもすごく固いので彫るのがとても大変らしく、それなのにあの細かさ!しかも高い漆をあんなに使って、なんて贅沢な…。

螺鈿も綺麗で好き。貝殻をあんなに小さく小さく切り刻んで貼り付けて模様にするなんて、なんて気が遠くなる…。きらきらして本当に綺麗。

蒔絵もあの艶やかな面に乾く前に誇りがついたり、絵を描き損じたら台無しなので、作るときの緊張感も半端ないでしょうし、管理体制もしっかりしてるんだろうなとか、本当に繊細なものばかり。

すごく綺麗で上品で、癒されました。


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泉屋博古館のある六本木一丁目の泉ガーデンのアガパンサスも綺麗。紫だけでなく、白もあるんですね。