晶の日記

見た展覧会や手芸など。時々民藝。

「幸せを呼ぶ手仕事 ユキ・パリスコレクション展」松屋銀座

京都の哲学の道の近くにある素敵な私設ミュージアム、ユキ・パリスコレクション。京都の昔ながらの建物であるご自宅の一部をモダンに改装し、ヨーロッパの古い刺繍やレース、手仕事の道具などを集めた貴重なコレクションを一般公開、国内外のアンティークを展示販売していらっしゃる貴重かつ素晴らしいセンスのミュージアムです。

ユキ・パリスさんもお洒落で気品溢れる素敵な方で、時々ミュージアムにいらっしゃることもあり、お会いできると背筋が伸びる憧れの存在。。。

そちらの素敵なコレクションが、東京にやってきました。

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デンマークを中心に繊細なレース、刺繍、ビーズが施されたもの、衿やテーブル周りの布類、サンプラー(練習)、タペストリーなど、同じ人間が作ったのかとびっくりするような細かい技の数々。。。また、それを使っていた人がいたなんて贅沢すぎると思ってしまいました。お道具も可愛らしく、実用というより装飾品のようでした。

スウェーデンとの国交150年を記念して、スウェーデンの手仕事のコーナーも。そちらはおおらかであたたかみがあり、家族や大切な人たちとの愛ある生活があったことをうかがえました。

会場にユキ・パリスさんご本人もいらっしゃってお声掛け下さり、本当に素敵な展覧会でした。

 

こちらが京都のミュージアムの外観。京都に行くときは必ず寄りたい場所です。また早く行きたいです。
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