晶の東京日記

本とかアートのこと。東京にいる間は東京を楽しみたい。

すっかり魅了された「池田学展」

私は展覧会情報を主にTwitterで収集していますが、「この方はとってもセンスが良くて素敵」と、勝手に密かにお慕いしている方がおり、その方が行かれた展覧会は必ずチェックしています。もちろん行けないこともありますが。

池田学さんの展覧会は、佐賀、金沢で大好評とはお聞きしていましたが、細いペンで細かくびっしり描かれている作風なので、私好みじゃないと勝手に思い込んでおり…

私は「小さいものいろいろ」より、「大きいもの1つ」みたいなわかりやすいものが好きです。食べ物でも前菜とかデザート盛り合わせより単品1つだけがいいし、ファッションもいろんなアイテムや小物をコーディネートするよりワンピースにアクセサリー1つで十分だしって感覚です(ちょっと違いますが)。

それなので、池田学展は迷ってましたが、前述の素敵な方がツイートされていたので、「もしかしたらいいのかな?」と心が動き、検索したら、池田さんの写真が出てきて、元々雪山を登ってスノーボードをしていた私にはとっても親しみのあるファッションと雰囲気だったので、「なんか好きな感じ!」と思ってやっと行ってみました。

それほど、迷いました…。
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そんな迷いの時間がもったいないくらいの素晴らしい作品しかない展覧会でした。

作業はとっても細かいですが、構成がダイナミックで、こもってる想いも大きくて、本当にすごい世界で脱帽。国内外や人生で見てきたもの、考えたこと、想像したこと、経験したこと、いろんなものが詰まってる日記みたいなというか、生き様みたいなものに感じました。
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絵や作品を見て心が揺さぶられる時って、作家の生き方や考えてることが垣間見えてる時だと思います。そして、もっと自分を生きようって刺激をうけた時なのかなと。

感動して、図録も本も買いました。
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毎日眺めてますが、どういう気持ちの時にどこを描いてたのかとかわかるとうれしいし、いろんなこと考えてるんだなと思うと同世代なだけに自分の視野の狭さに気づいたりもして、結局自分そのものが表現されるし、それは絵でも違う仕事でもきっとそうだよね…って思って、ハッとしました。自分の中身を育てたいし、大事にしたいなと思い至って。

 

日本橋高島屋8階ギャラリーで9日まで。

今年の私的感動した展覧会ベストスリー入り確実 です。