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晶の東京日記

本とか美術のこと。東京にいる間は東京を楽しみたい。

三菱一号美術館『PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服』 展覧会を見る楽しみ

展覧会

今日は目黒区美術館のデザインキャンプでハーマンミラーストアへ。

この件はまたよく咀嚼してから書きたいです。

 

お昼過ぎに終わって、いいお天気だったし、せっかく丸の内にいたので、

三菱一号美術館でオートクチュールの展覧会を見てきました。

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PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服 |三菱一号館美術館(東京・丸の内)

 

19世紀後半から現代まで、歴史を追って展示されていました。

オートクチュールだけあって、ものすごく繊細な刺繍やビーズ、レースなどで

美しく彩られたドレス、シルエットの美しいドレス。。。

綺麗なものって見ているだけで幸せな気持ちになれると改めて思いました。

 

一部屋のみ、撮影可能な部屋がありました。(フラッシュ禁止)

バイアスカットで有名なマドレーヌ・ヴィオレのドレス。

シルエットも流れるように美しかったです。

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ランバンの上品でエレガントなドレス。

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個人的には、こういう綺麗で上品で

身体のラインに沿ったシルエットのものが好きです。

 

今回の展覧会を通してみて、エルザ・スキャパレリがとても気になりました。

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何点か展示作品を見て、また会場内で閲覧可能となっていた

書棚にあった図録や写真集などの書籍にもたくさん掲載されていました。

「ショッキング・ピンクの生みの親」と呼ばれていたそうですが、

色や形も大胆で奇抜、既成概念にとらわれない表現をファッションに取り入れて

いました。シュールレアリスムの画家のダリとも親交があったとか。

ココ・シャネルと同時代を生きた女性でしたが、

シャネルの装飾を取り払い機能的でシンプルなメンズライクな服とは対照的で、

独創的でアバンギャルドな表現でアート作品のような服を作っていたようです。

 

ポスターやチケットになっている黒とゴールドのドレスもスキャパレリです。

いろいろ作品を本やネットで見てみましたが、個性的ですが、女性的でもあって、

主張ある美しさがカッコイイなと思いました。

見ていて楽しい気持ちになるし、着てみたくなります。

 

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こちらの展覧会は、世田谷美術館で開催中の『ファッション史の愉しみ』の

半券を持っていくと100円割引になります。

最近、相互割引サービスが流行っているのか、

村上隆さんの五百羅漢図展とスーパーフラット展もそうでした。

 

余談となりますが。。。

今回の展覧会を見ている途中に、デザインキャンプでご一緒した女性と

会場内でばったりお会いして、途中から一緒に展示を見ました。

年代を見て、この時は戦争が終わってのびのびとした時代だったのかしら?とか、

ドレスにこの素材をつかっているのにはびっくりね!とか、

ビーズやパーツの細部も丁寧に見ていたり、書籍を眺めていても写真のシーンや

女優さんをよくご存じだったり、デザイナーの特徴や関係も把握してらして、

びっくりしました。そして、見ながらご自身の知識に新しい知識や情報を紐つけて

いかれるようにどんどん吸収されていたので、本当、すごい!と尊敬でした。

こういうことが「教養」なんだなと思い、ものの見方の勉強になりました。

ファッションやアート関係のお仕事ではないとのことで、

見方や考え方が確立されていると、分野は関係なく、自分の目で見て考え、

身につけることができるのだなあと思いました。

誰かと一緒に展覧会を見ることは、新しい発見が多いですね。

 

今春はファッションの展覧会がいっぱい。

次はイッセイミヤケに行きたいです。

MIYAKE ISSEY展 三宅一生の仕事

(音が出ます。)

 

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あたたかい陽気の中、良い刺激のあるいい一日でした。

もう春になったし、いろいろ動いていきたいな。