晶の日記

見た展覧会や手芸など。時々民藝。

東急国立博物館・東洋館「常設展」

初めて入った東博の東洋館。

素晴らしく美しいものばかり!

アジア、中近東、アフリカなどなど…日本と欧米以外の土地の豊かな文化の良い品々がところ狭しとありました。

朝鮮の高麗青磁

この形、この色…美しかった。
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高麗白磁のコーナーも素敵。
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高麗土器。初めて見ました。
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勾玉や金でできた装身具もオシャレ。

今でもつけたいデザイン。
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中国の焼き物。

色絵もたくさんありましたが、無地が好き。
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唐三彩も見事でしたが派手に感じました。

こちらの人形(上)は三彩の美しさがちょうどよく綺麗。

下の楽器を演奏している人形も優雅。
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パキスタンの石仏はとても美しく、イケメン揃い。
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本当は斉白石を目当てに行きましたが、あまり私には響かず。。。

鳥の表情がすごく良かったです。

たくさん人が来ていて、人気ぶりがうかがえました。

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訪れた日は東博無料観覧日でした。

年に数回あるようです。
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正門前のラウンジでホテルオークラのパンが4種ほど売られていて、一休みできることが分かりました。

パン美味しかった。これはショコラデニッシュです。

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上野公園はレストランも並んでいたりしてさっと食事をして巡るのが難しいと感じていたので助かります。


西洋美術館も東博も、常設展もまた素晴らしいと再認識した日になりました。

また来てみよっと。

「ルーベンス展」国立西洋美術館

最近すごく綺麗なものを見たくて、今までなら絶対に選択しないような西洋絵画を見に行きました。

国立西洋美術館ルーベンス展」
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綺麗な絵でした。
ルーベンスは芸術家で人文主義者、そして外交官であり、正真正銘のルネサンス人と、冒頭で紹介がありました。

ルーベンスに作品を注文した人は、ルーベンスと教養を共有していたから画面に書き込まれる象徴の意味を理解することができたとか。注文主と同じくらいの教養があり(さすが外交官!)、それを描ける画力と最新の技術ががあるとは別格の画家だったんだろうな…。

ルーベンス工房の効率的な製作システムは例を見ないもので、それが機能したからこそ大量の注文を見事にさばくことができたとも解説があり、またお弟子さんもたくさん育ったらしいので、やり手なビジネスマンであり経営者でもあったんだろうなと思いました。多才な人。

でもエピソードから、歴史的絵画や他の画家の作品を学んだり、古代彫刻から古代人の肉体を学んだりと、研究熱心な人だったことも分かりました。
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こちらの本で事前にギリシア神話を少し勉強したので、ヘラクレスとか少し分かることが増えてて嬉しかったです。でもまだ意味まで取れないし、イエスキリスト教のことも知ってたらもっと楽しめそうだと思ったので、ギリシア神話を深めつつ、次は簡単な聖書の話を読んでみます。(美術館で購入済み)

絵に描かれた象徴を理解できる教養が求められた時代だったんだと身をもって知った展覧会でした。


併せて常設展も見てきました。

部屋の作りに見覚えがあるので、おそらく一度入ったことがあると思います。20年くらい前のバーンズ・コレクション展と昨年のクラーナハ展でしか来たことがないので、20年以上、久しぶりだと思います。


2階の大半は知らない作品で、ドラクロアが出てきたあたりから知ってる名前が増えて、印象派ナビ派。。。と続いて近代へ。まだまだ知らないことばかりの西洋美術。一つ一つ学んでいきます。


こちらが私がいいなと思った作品。

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1枚目の彫刻はヴィーナスの優しい表情が好き。最後が藤田嗣治だということ以外はどなたの作品かは忘れてしまいました。


綺麗だな、いいなぁの一歩奥に踏み込むために基礎知識つけていこうと思います。もっと楽しむために。

「エキゾチック×モダン アール・デコと異境への眼差し 」東京都庭園美術館

東京都庭園美術館へ久しぶりに行って来ました。先週、伊勢丹コスチュームジュエリーの世界展にてアクセサリーミュージアムの田中館長のギャラリートークをお聞きして、アールデコに興味が湧いてきたのでとても楽しみに。

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クリスマス目前の暖かい雨の日ですが、終わりかけの紅葉がとても綺麗でした。
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濃い黄色~淡いオレンジというような柔らかで優しく綺麗な紅葉の色が、雨で一段と美しく見えました。ドウダンツツジがこんなにも綺麗だったとは。
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庭園美術館の美しい建物、旧朝香宮邸は外観も格好良いですが、内装の細部までがとても素敵。壁紙も床のタイルも照明もカーテンも…なにもかも上品で美しく、背筋の伸びる雰囲気でした。ルネ・ラリックのガラスの装飾がとっても美しくて見惚れました。

 

展示はフランスのアール・デコの時代に非ヨーロッパ圏の文化や芸術が大きな影響を与えたことに着目し、異文化の影響を受けたドレスやジュエリー、工芸品や家具、絵画、彫刻などが優雅な旧朝香宮邸やモダンな新館の雰囲気に調和していました。

ポール・ポワレのエキゾチックなドレスが素晴らしく、凝った刺繍が施されている様子も間近で見られて感激。日本人から漆を学んだ工芸家の作品もモダンで素敵でした。ヨーロッパの漆の作品は日本やアジアで見ていた作品と雰囲気が異なり、漆への見方が変わりました。ツタンカーメン王墓の発見にちなみヴァンクリーフ&アーペルがエジプトを意識したジュエリーを作成していて、話題を取り入れた宝飾品は魅力的だったことと思いました。

人気黒人ダンサーをモデルにした作品もオシャレでカッコイイと思いましたが、人種差別と向き合う背景があったことも察しられました。

また、植民地を題材にした作品も多くあり、植民地の文化や風習などが伺える作品の他、植民地からもたらされたエキゾチックな動物を動物園に通って観察して製作した動物彫刻もあり、アールデコ期は見聞が世界レベルまで広がり、その体験が美術工芸やモードの世界へ展開された時期でもあったことが分かりました。

見応えがあって面白かったです。

ますますアールデコ期に興味が出てました。

新館のカフェも居心地良く、お庭が見えて鑑賞後にゆっくりと癒されました。

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帰りに少しだけ庭園を回りました。白い椿が美しかったです。
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クリスマスの喧騒や年末の慌ただしさを忘れる時間になりました。

伊勢丹新宿「コスチュームジュエリーの世界」

新宿伊勢丹コスチュームジュエリーの世界」を見に行きました。

ジュエリーショップが複数出展しお買い物もできますが、会場内に祐天寺のアクセサリーミュージアムから小さなミュージアムがやってきています。

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今日は田中館長のギャラリートークを聴きに来ました。時代を追って特徴や流行を歴史や時代の雰囲気などを織り混ぜて、とても楽しく語っていただき、楽しみました。

 

少しだけ写真撮らせていただきました。

ヴィクトリアン時代の天然シードパール。1ミリくらいのパールの色を揃え、穴を開けて馬の毛を糸に見立てカットした貝にくくりつけてます。繊細すぎる。。。

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こちらは腰に下げていたそうです。指ぬき入れやハサミがついていて縫い物に備えてるところに親しみを感じました。
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魚鱗箔パール。パールに見えるように魚のウロコを原料に編み出された技法で作られたパール。真珠は御木本さんが養殖パールを作るまではとっても高価だったそうです。

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ガラスを流し込んで作る技術で作られたネックレス。
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ハリウッド映画の撮影で強いライトが当たるとゴールドに見える素材。本物の金では白く写ってしまうため工夫したそうです。
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スキャパレリ
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ディオール
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シャネル
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ミリアム・ハスケル
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ファッションとジュエリーのコーディネートも見られました。

ヴィクトリアンから始まり、ヒッピーやバブル期のキャリアウーマンまで。
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限られた点数でしたがとても分かりやすく勉強になりました。

途中で会場内でオペラのミニライブもあり、メゾソプラノ歌手の相羽薫さんの美しい歌声も聴かせていただきました。美人で細くて華奢な外見から大変ボリュームある綺麗な歌声でびっくり。素晴らしかったです。
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ジュエリーもドレスもお似合いでお綺麗でした。
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その後会場内のショップを見て回ってから、また田中館長のハンドリングセミナーへ。館長と参加者の皆さんとテーブルを囲み、普段はショーケースの中にあるコスチュームジュエリーを実際に触らせていただいたり、ルーペで繊細な技法を見たり、館長から装飾の技法や見分け方、使い方、特徴やエピソードをお聞かせいただいて、こちらもとても楽しかったです。コスチュームジュエリーおもしろい!

 

帰りに紀伊国屋ギリシア神話のマンガと服飾史の本を買って帰りました。カメオとか神話に出てくる神様がモチーフになってることも多いようなので、西洋美術にも共通するし、知りたい!と思って。服飾史も学生時代に寝てないでちゃんと勉強しておけば良かったなぁ。それらと併せて、読んでない本棚にある世界史の本も寒い冬の間に読んでおきたいです。いろいろ繋がっていくのがおもしろいです。ワクワクする世界です。

「フィリップス・コレクション」三菱一号館美術館

2018年見納めたはずでしたが、アフター5女子割に間に合ったので、三菱一号館美術館「フィリップス・コレクション展」へ。

12月中旬、クリスマス間近ということもあり周辺のライトアップが綺麗でした。
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こちらのコレクションは、アメリカの裕福な実業家の家庭に生まれ、高い見識を持つコレクターであったダンカン・フィリップス(1886-1966)によるもので、2018年には創立100周年を迎えるアメリカ初の近代美術館でもあるそうです。

コレクションは年代も作風も幅広く、絵画も彫刻もありました。作家それぞれの個性が際立っているのに統一感のある雰囲気に見えたのは、コレクションされたフィリップスさんのお目が高いからなのでしょうか。。。

今回は解説やキャプションをほとんど読まずに見ていて、かつ、西洋美術の知識に乏しい私でも、これ好きだなとかいい絵だなとか素直に楽しみながら拝見できました。良いものは知識がなくてもしっかりまっすぐ伝わるものがあるんだなと思いました。むしろ思い込みが少ない方がいいのかもしれません。

ミュージアムショップでは出展作品の大半を網羅した64種類のポストカードが売られていて、ワクワクしました。散々悩んで、私が結局購入したのは5枚。左側がジョルジュ・ブラック、右側がボナール、下段真ん中がベルト・モリゾです。

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三菱一号館美術館は古く味わいのある建物をリノベーションし内装も素敵なので、この雰囲気で見ることも価値があると思います。展示室を移動中に廊下から中庭が見えるのも雰囲気がいいです。カフェも素敵なので次回は立ち寄ってみたいです。


2019年2月11日まで。

次回の女子割は1月9日(水)17時~

※女子割の日は21時まで。

2018年心に残った展覧会

まだ12月9日で振り返るには早いのですが、今年2018年に見た展覧会の私的ベスト10。
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昨年の倍くらいの展覧会を見に行きました。今年もあまりメジャーなものは見ていませんが、自分の中では勉強のために見に行ったものも多々あり、いろいろ視野が広がり楽しめました。以下、今年のベスト10です。

 

①「ミリアム・ハスケル~渡辺マリコレクション~」アクセサリーミュージアム
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とにかく美しくクリエイティブでオシャレなコスチュームジュエリーの数々!前期だけで2回も行ってしまいました。いろんな価値観が覆るくらい衝撃でした。

 

②「ブルックスブラザーズ展―アメリカンスタイルの200年、革新の2世紀―」文化学園服飾博物館
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200年続いた老舗ブランドの創業からのストーリーをたくさんの資料で振り返る見応えのある展覧会。世界観がかっこいいし、メンズが羨ましくなりました。

 

③「富田菜摘展 真夏の夜の夢新宿高島屋美術画廊

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一度本物を見てみたかった富田さんの廃材から生まれた動物たち。すごく可愛かった!

 

④「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア目黒区美術館

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フィンランドの歴史を振り返りつつ紹介されている作品の素晴らしさが印象的。センスが良い作品ばかりで欲しくなってしまうほど。

 

⑤「幸せをよぶ手仕事 ユキ・パリスコレクション展」松屋銀座

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京都で何度も見ていますが、いつ見ても繊細で美しい手仕事は素晴らしく、初見もたくさんあって見とれました。見飽きない素晴らしさ。

 

⑥「長谷川利行展 七色の東京」府中市美術館

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 生き生きとした絵の中にすごい客観的な感じを感じて引き込まれました。人生にいろんなことがあって、生き方もすごく気になりました。

 

⑦「キース・へリング生誕60年記念特別展 POP.MUSIC&STREET」表参道ヒルズ スペースオー

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今見るとすごいカッコイイ。全盛期はまだ子供だったのであんまり良さが分かんなかったけど。

 

⑧「ムンク展」東京都美術館

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後年の作品の色使いがすごくすごく大好き。自分の感じることを絵に残して生きていく生き方がすごいと思いました。

 

⑨「没後50年 藤田嗣治展」東京都美術館

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美しい絵にも生き方にも魅了されました。《カフェ》から感じる美しさと切なさが何とも言えず…好きな作品です。

 

⑩「小倉遊亀展」平塚市美術館

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若い時から大好きな小倉遊亀さん。滋賀で見ていた作品に再会できて懐かしく嬉しく、若い時には感じ取れなかった遊亀さんの魅力の深さにただ感激でした。

 

他にも

・「マリメッコ・スピリッツ」ギンザグラフィックギャラリー

・「ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる」世田谷文学館

・「感じるパール展」ミキモトホール

・「宋磁」出光美術館

なども美しかったりオシャレだったり好きな世界でした。

 

こちらも展示がおもしろかったです。

・「会田誠展 GROUND NO PLAN

・「イサム・ノグチ―彫刻から身体・庭へ―」オペラシティ

・「半・分解展」ギャラリー大和田

 

そして

・「濱田庄司展」世田谷美術館)

・「河井寛次郎展」パナソニック汐留ミュージアム

・「ウィリアムモリス展」大山崎山荘美術館

など、生活を美しく整える価値を生き方で体現された方々の展覧会も良かったです。

 

評判の展覧会や話題の展覧会も見に行ってますが私には響かないものも多く、でも分からなきゃと一生懸命メモしたり本や解説を読んだり調べたりしてみましたが、やっぱり興味がないものは全く頭に入らないし忘れちゃうし、無理なのは見なくてもいいとやっと思えるようになりました。

来年はより自分の好きな世界を探求しようと思っているので、展覧会も数を押さえて好きなものを感激しながら見たいです。

 

今年は公私に渡り様々なことが起こって展覧会を見ながら自分を省みたり、束の間の癒しになったり、自分の好きと方向性が確認できました。鑑賞することの効力を感じた1年でした。良い展覧会、企画運営してくださった方々、数々の情報、オススメしてくださった方々に感謝です。

「ミリアム・ハスケル~渡辺マリコレクション」アクセサリーミュージアム

こちらのミュージアムを初めて訪問した際、ミリアムハスケルコスチュームジュエリーを初めて見てその美しさと素晴らしさに衝撃でした。本当に素敵すぎる!ということで、コレクターの渡辺マリ先生のギャラリートークに申し込み、再訪、じっくり見てまいりました。

渡辺マリ先生は元々骨董屋さんで、ミリアムハスケルコスチュームジュエリーと出会い、数十年かけて収集されているそうです。ミリアムハスケルは今も会社があるそうですが、渡辺先生はミリアム・ハスケルがデザイナーのフランク・ヘスと一緒に制作していた時期のもののみ集めていらっしゃるとのこと。全て作品は糸やワイヤーで組まれていてボンドで接着していないため、修理やリフォームも可能なこと、想いを実現するためにパーツから全て発注していること(しかもアメリカ以外の国まで探して…)、作品の色が限定されてなく(シャネルなどはパターンがあるそう)様々な綺麗なカラーで作られていることなどが特徴だそうです。他にも着けた時にその人が美しく見えるように細やかな工夫が施され、また裏面まで綺麗に作り上げているそうです。もちろん当時から大人気でシャネルとも交流があったりと華やかに成功していましたが、ミリアム・ハスケルご自身は心の病を患い、途中からは退いてフランク・ヘスが会社を支えたそうです。

というようなお話や作品それぞれのエピソードや見どころなどを楽しくお話してくださって、ギャラリートークはあっという間でした。渡辺先生のオシャレもまた素敵で、主張のあるジュエリーとお洋服、全体のコーディネートが本当に素敵。さすが美しいものを扱ってる方だなと憧れてしまいます。
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(作品の写真は図録より)

ミリアム・ハスケルの素晴らしさと共に、日本では自由にジュエリーを楽しみ個性を表現している人が少ないなと思いました。私もこちらのミュージアムに来て、館長さんやスタッフの皆様がオシャレに大振りの個性豊かなコスチュームジュエリーを身に付けているのを間近に拝見し、私も!と作ったり、購入したり少しずつ増やしています。

いろんな意味で刺激を受け、価値観が変わる展覧会でした。お教室もありなんだかんだと3週連続訪問してしまいましたが、展示替えの後期もとっても楽しみです。